こんな症状がでたら注意?糖尿病になりやすい人の特徴と原因

ガンや心臓病は危険性が高いと思われがちですが、実は糖尿病も命に関わるリスクの高い病気です。糖尿病が危険と言われる理由は、合併症を引き起こしやすくなるからです。

合併症を起こせば体内の臓器に悪い影響を及ぼし、脳や心臓、神経や血管にも障害を与え、動脈硬化が原因で心不全や脳梗塞などのリスクが高まります。

<糖尿病が引き起こす主な合併症>
●脳・・・動脈硬化、脳梗塞、脳溢血
●心臓・・・動脈硬化、心不全、心筋梗塞
●肺・・・肺炎、肺結核
●腎臓・・・腎症、腎不全
●目・・・網膜症、白内障、緑内障
●皮膚・・・感染症、皮膚症
●神経・・・末梢神経障害
●性器・・・勃起不全(ED)膀胱炎、尿路感染症

昔は治せない病気として諦めていた糖尿病ですが現代の治療法は進歩し、投薬で治せる可能性が高くなりました。ただし、そのためには早期発見が重要になります。

糖尿病のサインが出ているにもかかわらず放っておくと知らず知らずのうちに合併症が進行しており、すでに治療するときには手遅れという場合もあるのです。

糖尿病の初期サイン

201604_03a糖尿病の難点は自覚症状がないこと。これといった決定的な症状が出ない限り、早期発見が難しいのも糖尿病の特徴です。

たとえば、糖尿病の初期に表れる症状には次のようなサインがあります。

・皮膚が乾燥して、かゆい状態
・疲労感が継続的に続いている
・手足に針で刺すような痛みがある
・気づいたら頻尿になっていた
・このところ、ずっと目がかすむ
・性的に興奮しても勃起しない(ED)
・すり傷や切り傷が治りにくい
・のどが渇きやすくなって水分が欲しくなる

当てはまる項目が多い人は、糖尿病の初期サインかもしれません。また、定期的に続くようなら、病院で検査したほうがよいでしょう。

糖尿病の原因

糖尿病といえば、肥満や糖分の摂り過ぎをイメージする人も多いでしょう。しかし実際のところ、体型に関係なく糖尿病は発症します。

そもそも糖尿病とは、血液の中の血糖値が高くなる病気です。体を動かすエネルギーがブドウ糖ですが、血液を通って細胞や臓器に運ばれていきます。

ところが糖尿病になるとブドウ糖がスムーズに運ばれず血液の中で留まってしまい、血糖値が高くなってしまうわけです。

糖尿病の原因は、ほとんどの場合が乱れた生活習慣によるもの。運動不足やストレス過多、偏った食事や血行不良、喫煙や睡眠不足などが理由と考えられています。

つまり、不健康な生活習慣が糖尿病の原因になるのです。痩せていても内臓脂肪が多ければ糖尿病になりやすいですし、新陳代謝が悪ければ糖質を分解できず高血糖を起こします。

内臓のまわりに脂肪がつくことをメタボと言いますが、それだけではありません。血圧が高い、血糖値が高い、体内に脂質が多い、そのいずれか2つを併せ持つ症状がメタボです。

メタボが原因で糖尿病になると高血圧や高血糖が血液に障害を及ぼし、やがて動脈硬化を起こせば心不全や脳梗塞などの“引き金”になっていまいます。

糖尿病の予防

201604_03b糖尿病を防ぐには、まずメタボにならないこと。糖質や脂質の過剰摂取を避け、バランスの良い栄養を心がけることが大事。あと、塩分の摂り過ぎも要注意ですね。

もちろん、食べ過ぎは禁物。やはり、腹八分目がベストな量です。さらに、日頃から軽いジョギングやウォーキングなど有酸素運動に取り組み、血液の流れを促すことも大切。

どうしても空腹感が我慢できず食べ過ぎてしまうという人は、水溶性食物繊維を配合したサプリメントを飲んで糖質の分解をサポートしましょう。

菊芋に含まれる水溶性食物繊維のイヌリンは、体内で消費されずに溜まってしまう糖質を尿や便と一緒に排出する働きがあります。

また、食物繊維なので糖質のほかにも体内で余ったものを排泄する効果も期待でき、便秘改善にも役立ちます。

糖尿病を予防するには毎日の生活習慣がポイント。バランスの悪い食事や運動不足を改善し、血糖値を上げないよう心がけ、体の中の糖質を管理することが重要ですよ!