便通改善でダイエット効果!便通改善に嬉しい食べ物まとめ

ダイエットの敵といえば便秘。痩せにくくするだけでなく、肌荒れや健康の妨げにもなる原因。正しくダイエットするためには、まず便秘を改善することが大切です。

便秘を改善するためには、腸を整える栄養素を体内に摂りいれる必要があります。便秘の改善に効果が期待できる食べ物をチェックしていきましょう。

食物繊維・発酵食品・オリゴ糖

腸内環境を乱す厄介なトラブルが善玉菌の減少。こうなると悪玉菌のほうが勝ってしまい、腸内が荒れてしまうわけです。

その結果、便通も悪くなり、体内に老廃物が溜まる原因。食物繊維や発酵食品を積極的に食べて、腸内環境を整える必要があります。

■食物繊維
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を2:1で食べるのが理想的な割合。
・水溶性食物繊維・・・りんご・オレンジ・いちご・海藻類・こんにゃくなど
・不溶性食物繊維・・・ごぼう・きのこ類・セロリ・サツマイモ・雑穀・玄米など

■発酵食品
発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌を増やす成分。
・ヨーグルト・納豆・味噌・チーズ・ぬか漬け・キムチなど

■オリゴ糖
乳酸菌やビフィズス菌の働きをサポートするオリゴ糖。
・バナナ・とうもろこし・黒豆・はちみつ・ネギ・タマネギ・きな粉など

リンゴ・梨


ポイントは、洋ナシではなく国内産の梨。古くから漢方としても使用されるフルーツで、とても健康に優しいとされている果実です。

また、リンゴは“一日一個で医者いらず”と言われるほど栄養価の高いフルーツ。豊富に含まれるペクチンが腸内環境を整えるには最適なんです。

■ダイエットに役立つ成分
・食物繊維・・・コレステロールを分解し、脂質を吸収しにくくする働き
・ソルビトール・・・腸内の善玉菌を活発に増やし、便秘の改善に効果的
・クエン酸・・・腸内の殺菌作用
・ペクチン・・・便秘改善や美肌作用、善玉菌を増やす働き

菊芋


菊芋は“キク科”の植物ですが、ジャガイモと同じようにでんぷんを含む多糖類の一種。菊芋にはイヌリンという成分が含まれており、食物繊維もたっぷり。

体内で発酵分解されたイヌリンはフラクトオリゴ糖へと変化し、善玉菌を増やしたり、免疫力を高めたりする役割があります。

腸の働きが活発になり、糖質の吸収を抑えたり便通をよくしたりする働きもあるのでダイエットに適した成分と言えます。

さらにイヌリンは、体内に溜まった脂肪をエネルギーに変える働き(グルカゴンの活性)もあるため、リバウンドしにくい体質をつくるのにも効果的ですよ。

また、菊芋は多糖類の仲間でも糖質は4分の1。低カロリーにも関わらず栄養価の高い“健康野菜”として注目を集めています。

■菊芋のイヌリンがダイエットに役立つ理由
・脂肪を溜めない体をつくる
・糖質の吸収を抑える働きがある
・脂肪をエネルギーに変えてリバウンドしにくい体質づくり

生姜(ショウガオール)


じっくり生姜を100度以下で熱すると、ショウガオールという成分に変化します。100度以上で加熱するとショウガオールが消えるので、温め加減が非常に重要。

ショウガオールで体が温まり、細胞が活性化され、発汗や排便が促され体内の老廃物や毒素を追い出す働きが高まるのでダイエットに効果的。

むくみや便秘の改善に役立ち、老廃物が体の外へ排出されやすくなるため、デトックス効果で健康的な習慣とも言えるでしょう。

ショウガオールを手軽に摂取する方法として生姜シロップがオススメ。生姜に砂糖を加え100度以下で煮詰めた生姜シロップには、ショウガオールが豊富に含まれています。

さて、いかがでしたか?慢性的な便秘で悩んでいる人には、特におススメしたい食べ物ばかり。普段から積極的に食べて、便秘を改善しましょう。

食事で便秘を改善する以外にも、運動不足の解消や健康的な睡眠も重要なポイント。くれぐれも無理なダイエットで体を壊さぬよう、健康に優しく正しい方法で痩せましょうね。
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美女ナリー編集部

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