がんと酵素の関係とは?健康に生きるために知っておきたい酵素のパワー
さらに研究の結果、酵素には自然治癒力を高める効果も確認できたとのことで、がん細胞と戦うための免疫力アップや抗ウイルスの作用も期待できるそうです。
参考:がんの進行を制御する仕組みを解明「吉田清嗣 准教授」(東京医科歯科大学)
がんと酵素の関係
昭和55年から現在にいたるまで、日本人の死因ナンバー1は悪性腫瘍(がん)。1年で30万人以上、およそ3人に一人のがん患者が亡くなっています。
がんの予防として定期的な健康診断を心がけるとともに、生活習慣の改善や食生活でリスクを抑えなければなりません。
国立がん研究センターの発表でも、食生活の改善ががんの予防に効果的であることを報告しており、そうした理由も踏まえて積極的に酵素を摂取したいところ。
タバコや過剰な飲酒、偏った食事やコレステロールの蓄積など不摂生な生活習慣で体内は酵素不足になってしまい、消化されずに残ったタンパク質が腐って脂肪を酸化させます。
それが悪性ウイルスのエサとなることで毒素へと変化し、やがてがん細胞が誕生し、免疫力の低下や体内の働きを妨げる要因になるわけです。
そもそも酵素とは?
人間は酵素がなければ生きていけません。なぜなら、酵素なしでは呼吸すらできないからです。体内の機能すべてに関わる酵素は、人間が生きていくうえで絶対的に必要なもの。
食べ物を消化したり吸収したりする役割があり、その栄養をエネルギーに新陳代謝したり、血管や内臓の働きをサポートしたり、生命を支える柱と言っても大げさではないでしょう。
しかし、酵素は年をとるごとに量が減っていき、体内で生産される量も決まっているので自然と酵素不足が生じてしまう問題があります。
大事なポイントは、酵素が減っていくスピード。不健康な生活習慣や乱れた食事によって、人それぞれ酵素が減少していく速さも異なってくるのです。
酵素不足は危険!
結論をいえば、不健康な生活習慣の人は酵素を無駄遣いしているので、そのぶんだけ酵素が減っていくスピードも速まります。
酵素は老廃物や毒素をデトックスする役割もあり、酵素が不足することで有害な物質が体内に蓄積されてしまうため、がんのリスクが高まるという悪循環のもと。
さらには老廃物や毒素が原因で血液のサラサラが失われ、内臓や細胞に不純な血液が送り込まれて免疫力も低下。そうなると、がんが活動しやすい体質をつくってしまいます。
酵素で100%がんを防げるわけではありませんが、はっきり言えるのは「酵素が不足するとがんのリスクが高まる」ということ。
では、酵素の働きを強くするためには、どのような方法で酵素を補えばよいのでしょうか。
食物酵素が摂れる食品
体内で活動する代表的な酵素が消化酵素と代謝酵素。どちらか一方が増えたり減ったりしてバランスが悪くなると、酵素の働きが弱くなり健康を維持しにくくなります。
2つの働きをバランスよく保つためには食物酵素を積極的に補うことが大事。新鮮な果物や生野菜には食物酵素が豊富に含まれていますし、毎日の食事で欠かさず食べたいですね。
ほかにも味噌や納豆など発酵食品にも食物酵素が含まれており、毎日の食事でバランスよく摂取しるように心がけましょう。
たとえば、時間がない朝ならフルーツや野菜サラダを食べたり、夕食には必ず発酵食品をメニューに加えたりするなどして、しっかりとケアしてください。
しかし、食事だけで必要な食物酵素を摂取するのは限界があります。不足しがちな食物酵素をサポートするために、サプリメントで食物酵素を補うのも一つの手段。
サプリメントを選ぶ際の目安は、「様々な野菜や果物を原料」にしていること、「豊富な乳酸菌」が含まれていることと、「腸溶性タイプのカプセルに入っている」かを要チェック。
さらに、毎日飲み続けることを考えると、「糖質の低さ」も選ぶ際の目安になりますね。健康的な体をキープし、がんに負けない体質をつくるためにも積極的に酵素を補いましょう。

美女ナリー編集部

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